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1P-762P-34かの有名な藤井猛先生は四間飛車を合理的な戦法だとおっしゃられました。一見居飛車よりも飛車の活用が遅く矛盾しているようにも思えますが、①飛車を移動させることで玉を安全に囲うことが出来る。②居飛車の囲いを角のラインで制限する狙いがあり、極めて論理的な戦法です。ここでは②の利点を分かりやすく解説するためにモデルゲーム用意しました。3P-264P-44角道を止める愚かな一手にも思えますが、狙いがあります。5S-486R-42!それが△42飛!?です。この手の狙いは王を安全地帯(82)に移動させ、かつ将来△45歩と突くことにより飛車と角の働きを促すところにあります。7P-258B-33▲24歩△同歩△同飛と活用されるのを防ぎます。9K-6810S-3211K-78ここですぐ△45歩と突くのは戦法の趣旨に反しています。なぜなら、角を交換してしまうと角のラインが消え▲88玉と囲いやすくなってしまうからです。単純に▲33角成△同銀△65角の両取りもあります。12S-72美濃囲いの骨格を先に作っておきます。△62玉でも〇13P-5614P-94!大事な一手を端に使うのは勿体ないですが、飛車のいる側から攻められた際に玉を囲った際の逃げ道になるので好手になります。次の狙いは△95歩で相手の逃げ道を防ぐことです。15P-9616K-6217G49-5818G41-5219S-5720P-6421P-3622K-7123B-7723.P-35!歩と銀のコンビネーションで角を圧迫していく指し方です。四間飛車側は△45歩でカウンターを狙い、美濃囲いの堅さを生かして戦います。(解説の趣旨と異なるので割愛させて頂きます。)24.Px3525.S-4626.P-3627.R-2628.P-4524S-4325K-88基本飛車のいる側で戦いが起こるのでそこから離れようとする手は理にかなっていますが、今回はそれを咎めに行きます。26P-74△82玉とする手も普通ですが、囲い合うとアドバンテージが取れませんので積極的に行きます。27S-78四間飛車と同じように美濃囲いにしますが....28N-73!△65桂で角と銀の両取りを見せることで狙いの△45歩を実現させます。29P-6630P-45!31G-67角のラインを止めている66の歩を金と銀で支えます。32S-54飛車の効きを通しながら銀を活用します。次に△85桂と角取りに当て、角のラインに入っている邪魔駒を取り除きます。33P-86△85桂を防ぎますが...34P-8435S-87△85歩を受ける適当な手段がないので銀冠に組みます。36P-85放置してもこちらから歩を取れば▲同角だと守りの角が消え、▲同銀だと囲いが乱れてしまいます。37Px8538Nx85!!39B-8640P-65!!狙いの一手です。これで角のラインを防ぐことが難しくなっています。7筋に玉が行くと飛車に近くなりますし、9筋に行くと香車の餌食になるので絶体絶命です。41G-7842P-4657の銀が移動することを見越しての突き捨てで、後の飛車の活用(54手目)に効いてきます。43Px4644Px6645Sx6646P*65角のラインを邪魔する駒に圧力をかけます。47S-5548Sx5549Px5550Bx55!!駒得はしていないものの、ようやく狙いが実現した△55角は光り輝いて見えます!51K-9852P-95端に玉が行ったのを見逃しません。53Px9554Rx46!飛車と角の働きの差で四間飛車優勢です。55P*56光り輝く△55角をどけようとしますが...56P*9757Nx9758S*89!!勝者に許された華麗な決め手。59Kx8960R-49+61S*7962Nx97=63Lx9764Bx28+飛車を取れたので勝ちですね!まとめると四間飛車という戦法は居飛車の▲88玉と深く囲う手を許さず、自分だけ自然に囲おうという傲慢な指し方です。ということは、矢倉や穴熊、美濃囲いなど多くの戦法にこの指し方が通用するので是非指してみてください!
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