新・不動心論【先見は盤上を制す】

「手拍子で指してしまう…」
「指運が悪い…」
「直感で指して負ける…」
特に初心者の頃は考える材料がないので、
手拍子で指してしまうことがよくありますよね。
一部には、早指しでも間違わないという天才がいますが、
私たちのような凡才には無理なお話です。
では、ゆったりとした心持ちや
不動心はどうしたら養われるのでしょうか?

知識の蓄積が不動心や安定感をもたらしてくれます。
悩みの原因は解決策を知らないからです。 
「人はあらゆる手段を使って、
考えるという労苦を免れようとする」。
このように解決策を知らないことを言い訳にして
悩みの解決を先延ばしにするのです。
将棋も同じで、今までの対局を覚えておいて
同じ手順でうまくいきそうか考えてみて、
失敗しそうであれば違いを見つけてみるのです。
このような思考過程を意識的に辿ることで
不動心が養われるのです。

振り飛車が一番上達しやすいでしょう。
居飛車は同じような展開にはなりにくいですが、
振り飛車は似たような展開になりやすいからです。
「先見は人を制す」のです。
「先見は盤上を制す」のです。
結局、今までの経験と結びつけて現在の局面について
先読みしてみるということです。

Гэта тэма была архівавана і абмяркаваць яе больш немагчыма.

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