将棋をより楽しむための棋譜並べ【しかも7%も早く上達する】

2022年に日本将棋連盟所属の片上大輔がある研究を行いました。
より初心者が将棋を楽しめるように支援方法を検討しました。
その結果、ある局面における好手を提示する学習方法が有用だと示されました。

好手を提示することが学習方法として有用であるだけでなく
将棋に興味を持ちやすくなることもわかりました。
この学習方法が有用である理由として
好手となる駒の動きを中心に比較検討することで
悪手を避けやすくなることが推察されました。
好手を提示しない場合と比べて正答率が7%向上しました。

効果的な棋譜並べの方法としては、
プロ棋士が指した手を好手とみなして
その指し手を中心に読みを進めるといいでしょう。
どのような指し手が好手であるかがわかると
上達しやすくなり楽しさも感じやすくなります。
また、定跡を知ったうえで対局したり
観戦したりするのもおススメです。

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