将棋ソフトを教師として活用しましょう。
なぜなら、現在の将棋ソフトはトッププロ棋士の棋力を
はるかに凌駕しているからです。
教師の知識以上のものは教えられないものですので、
チェスなどでは教師の選択も重要だそうです。
つまり、将棋ソフトを教師とすることで、
より一層の棋力向上を見込めるわけです。
将棋ソフトの使い方としては、チェスのグランドマスターが
どのように練習してきたかが参考になります。
心理学者のアンダースエリクソン教授が提唱する練習法を紹介します。
一言でいうと"真似"です。
プロのトップの棋譜を並べて真似できるようにする方法です。
「真似できたとしても実際には出現しないから効果ない」と思われるかもしれません。
確かに、実際の対局に全く同じ局面が現れることはありません。
しかし、効果がないわけではありません。
なぜなら、真似できるようになるということは
同じ思考回路を獲得していることを意味しているからです。
プロと同じこと(似ていること)を考えられるようになるのです。
具体的な将棋ソフトの活用法を紹介します。
今回は[ShogiGUI]を使うことを想定しています。
練習法は以下の3つのステップで成り立っています。
ステップ1.局面設定
まず、局面を設定します。
今回は棋譜を用意しておきます。
その棋譜をShogiGUIに貼り付けます。
ステップ2.問題解決
設定した局面の最善手を予測します。
ステップ3.フィードバック
最後に、将棋ソフトの検討機能を使います。
予測した指し手と違う場合は、
駒の配置を見直して見落としたことを把握します。
ステップ1からステップ3を繰り返すことが
最も効果的な練習法であると考えられています。
将棋ai活用術
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