将棋は現代においてゲームの一種とされていますが、
実は本来、勝負事は政治や御神事の占いの役目を担っています。
日本将棋の起源は平安時代まで遡りますが、
現代のルールの枠組みが確立されたとされるのが
江戸時代の慶長であると言われています。
江戸幕府の徳川家康は将棋好きとして有名ですよね。
政治の方針を決定するために彼は御城将棋を始めました。
贔屓している棋士が負けてしまえば
政治の方針を変えることもしたそうです。
相撲と同じく隠すものは何もないという意味で
「盤上の展開や持ち駒はすべて相手も神様も知っている」という
正々堂々とした心構えで対局に臨むことで
占いの役割も果たすのです。
そのため、現代では異端と思われるようなことが
本来の姿であると思います。
将棋はただのゲームではなくて御神事の占いという
重要な役割があるのです。
棋士の使命
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