【棋士への道】天才の科学

「本当は天才が羨ましい」
「だけど自分は天才になれっこない」
「そんな思いを合理化してしまう…」
誰しもが多少の違いはあれど、
似たようなことを考えたことがあるのではないでしょうか。
嫉妬を合理化してしまえば楽ですが、
向上を目指すことはできなくなります。
楽をして堕落するか、努力して天才になるか。
どちらを選びますか。
当然、努力して天才になる道を選ぶでしょう。

では努力して天才になることはできるのでしょうか?
結論から言いましょう。
天才になれます。
あなたは天才になることができるのです。
なぜなら、天才は正しい努力を継続し結果を残せた人のことだからです。
正しい努力するためには当然のことですが、少なくとも環境が影響しているでしょう。
しかし、環境を言い訳にしていたら天才になることはできません。
天才は環境を変えることから始めます。
環境や運命の奴隷には意地でもならないのです。

正しい努力を実行できる環境とは何でしょうか?
スキルを習得するための二つの基本条件があります。
・十分に予測可能な規則性を備えている環境であること
・長期間にわたる訓練を通じて、規則性を学び機会があること
この二つの条件を満たしている環境を整えることで、
効果的な練習ができるでしょう。
つまり、天才は意図的に作れるということです。

基本条件さえ満たしていれば天才になれるわけですが、
解釈の余地が広いので何から始めればいいかわからないと思います。
ですから、今回は棋譜並べの方法に絞り込んで紹介します。

まず、一手ごとに指し手を予測します。
その後に実際のプロの着手と比較して
予測との違いを確認します。
これを10年以上絶えず弛まず継続することです。

あなたに訪れる10年先の未来は明るくならないわけがありません。
繰り返し言いたいです。
「あなたは天才になることが可能です。」と。

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