負けが続いて、なかなか勝てない時期は誰にでも訪れますよね。
そんな時、あなたは自分が相手玉を詰ます前に相手が投了してくれたらなと思ったとします。
しかし、相手を無理やり投了させる方法なんてあるのかと疑問に思うでしょう。
今回は一見目を疑うような方法を紹介したいと思います。
ある研究で有効分岐因子が減少するほど投了確率が高まることが証明されました。
有効分岐因子とは局面の難解さや逆転の可能性を数値化したものであり、
言い換えれば、指したい変化の数といえるでしょう。
指したい変化が減少すると投了確率が高まる理由は2つあり、
1つ目は、局面がシンプルになること手変化が少なくなるからです。
例えば、難解で変化の多い局面だと指し手の可能性が広まり、
簡単には負けにくくなります。
2つ目の理由は、逆転の可能性が低くなるからです。
例えば、逆転の可能性がないのに対局を続ける気にはなりませんよね。
以上の理由から相手を投了させるには、相手の狙いを全て消すような手を続けることが
必要になってきます。
負けが続いている時期は、自暴自棄のなる前に
相手の狙い筋を無効化する手を指してみてください。
その繰り返しが勝利への近道です。
悪用厳禁! 相手を無理やり投了させる方法
This topic has been archived and can no longer be replied to.