勝手読みの正体【確証バイアス】

勝手読みは心理学では確証バイアスと呼ばれています。
確証バイアスとは直観を裏付ける情報を探す傾向のことです。
理由としてカーネギーメロン大学の研究者らはこう指摘しています。
「一つの経験について下す判断は、つづく出来事の判断に必要以上に影響をあたえ
 それによって一連の経験全体に『色』をつける可能性があるから」
たとえば、一見して有利そうな局面があるとします。しかし、実際は不利な局面です。   
この局面で確証バイアスが働くと私たちは有利になる指し手のみ考えます。
ですが、実際は不利な局面ですので自分の先読みとは違う展開になりますよね。 
要するに、確証バイアスは直観を裏付ける指し手を探す傾向のことです。

勝手読みは逆転の原因になります。そのため何らかの対策が必要です。
マネジメントの父である、ピーター・ドラッカーが提唱する方法として、
「その指し手が最善であるための条件は?」と自問自答してみるのをオススメします。
逆転されるのはかなり嫌ですよね。
私は逆転されやすいので対策を講じないと(笑)。

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