「うわ、相手の受けが強いな,,,」と思ったあなたへ

「相手に粘られると攻めが切れる…」
「いつの間にか詰めろをかけられている…」
「速度で負けてしまう…」
こんな経験はありませんか?
ちなみに私はよくあります(笑)。
途中まで気持ちよく攻め続けていたのに、
だんだん攻め駒がなくなり、
ジリ貧で負けてしまうのは
あまり良いものではないですよね。
冒頭で示した問題の原因はほとんどが
自分の戦力より相手の囲いの守備力のほうが
上回っているからなのです。
中国の思想家の孫子はこのように語っています。
「勝兵はまず勝ちてしかる後に戦いを求め、
敗兵はまず戦いてしかる後に勝ちを求む」
つまり、戦力の面で相手に上回っているならば戦えるけれど、
上回っていなければ戦っても負けるということです。
そのため、攻め駒を蓄える必要があるのです。

では、どのくらい蓄えればいいのでしょうか。
目安としては持ち駒を含めて四枚そろえましょう。
囲いの守備力は基本的に金銀三枚ですので、
四枚以上の攻め駒があれば上回ることができるからです。
「玉の囲いは金銀三枚」と「攻めの基本は飛角銀桂」という格言がありますよね。
これらは言い換えると、「囲いの守備力は金銀三枚が理想的だけど、
それを上回るには四枚の攻めが必要である」ということです。
四枚の攻め駒があれば攻めが切れることはないでしょう。

攻めの方法としては、
相手の玉の近くにいる金を狙う攻めがおすすめです。
攻めながら持ち駒が増えるので、
とても指し手の効率がいいのです。
金をはがされると囲いは弱体化するので攻めが加速します。
また、最後の詰みにも使えるようになるので
「金は最後に残せ」という格言を実行していることになります。
四枚の攻め駒を使用して相手の金をはがすと気持ちよく攻め続けることができて、
しかも負けるのではなく勝てるようになりますよ。

I have a problem of being too brave (Don't protect the king much.) I like to use pieces to attack instead of protecting my king, but usually getting mated first. This really gave me foods for thought.

Arigatou Gosaimasu!

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